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ドライフードの種類と消費ペースについて

当会への支援に興味を持っていただきありがとうございます。また、日ごろからご支援くださる皆様には大変お世話になっております。ありがとうございます。

支援についてのお問い合わせを頂く際、ドライフードのメーカーや消費状況を把握して効果的に支援したいと仰って頂ける方が多くありがたく存じます。お問合せでは担当者からその都度の状況をお伝えすることが出来ますが、こちらでは大まかな当会でのドライフードの管理と大体の消費ペースについてご紹介致します。

詳細な状況をお知りになりたい場合は遠慮なくお問い合わせください。

ドライフードの種類について

ご支援頂くドライフードの種類やメーカーについては指定しておりません。どんなものでも助かります

ライフボート中部で保護・飼育中の猫たちには数種類のドライフードをミックスしたものを与えています。食べムラや好き嫌いを出来るだけ防ぎ、譲渡の環境変化に適応しやすく育てるためです。また将来病気や加齢でやむを得ず食事を変える日が来たとき、味覚完成前の幼少期に様々な味に触れている事が助けになります。

不足しやすいフードはどうしても「ロイヤルカナン」「ナチュラルチョイス」等のグレードの高いフードになりがちですが、その時その時で足りない味やグレードのものを購入してブレンドしますのでどの時期にどんなご支援があっても助かります。エアコンのある室内で保管させて頂いておりますので、一度にたくさん送って頂いたとしても酸化・劣化の心配はありません。
フードの一例をAmazon欲しい物リストでご紹介いたしますのでご参考になさってください。リストから直接ご支援頂く事も出来ます。


ドライフードの消費について

仮に1kg〜2kgの子猫を60頭保護している時、一日では一頭あたり50g×60頭=3000g、一週間では3000g×7日で21kgが必要となります。ここに成猫と終生飼育の猫達のためのフードを合わせると、一月で100kg以上のドライフードを消費します
例年9月〜12月に消費のピークを迎えますが、消費量が若干減少する4月5月以外は常時不足しています。(4月5月は離乳前後の幼い子猫が多いため、ドライフードの代わりにミルクが沢山必要になります。)

ドライフードのブレンドは、猫達の月齢や体調に合わせながら栄養が偏り過ぎないように毎回ベテランスタッフが行います。栄養価が高く消化のよい高グレードのものから嗜好性の高い低価格のものまでをバランスよくミックスします。味の偏りも無いように、「お肉味」「お魚味」「その他野菜味やミルク風味等」を満遍なく利用します。

一番の消費は子猫たちですが、成猫・終生飼育の猫達のフードも必要です。成猫であっても年に数頭ずつ譲渡が決まっていきますので飼育ポリシーは変わりません。

成猫用のフードには、毛玉対策タイプのフードが混ざるように注意しています。猫たちは仲良く暮らしてくれていますので、お互いにグルーミングを行います。綺麗好きでフレンドリーな子は余分にグルーミングをしてしまいがちです。そういった子の吐き戻しや胃内毛球症を防ぎます。

最後に終生飼育の猫達についてです。ホームページでのご紹介が出来ていない状況ではありますが、3歳から15歳までの様々な年齢・体調・障害の猫達を飼育しています。成猫用ブレンドを元気よく食べられる猫もいれば、そうでない猫もおります。終生飼育の猫達をご覧になりたい方は、お気軽に見学にいらしてください。人懐こい子も多く、猫達と共に歓迎いたします。